北京五輪と人権 分断深める祭典にするな

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中国による深刻な人権抑圧が世界的なスポーツの祭典に暗い影を落としている。中国は国際社会の批判に耳を傾け、ウイグル族などの少数民族や香港の民主派に対する弾圧を即刻やめなければならない。

来年2月からの北京冬季五輪・パラリンピックに政府代表を派遣しない「外交ボイコット」を表明する国が相次いでいる。米国のバイデン政権が中国の「甚だしい人権侵害」への抗議を理由に打ち出し、英国、オーストラリア、カナダが追随した。

五輪憲章はいかなる差別も容認せず、相互理解を深めるよう求める。人権や多様性の重視といった大会の理念に照らして、開催国にふさわしいのか。中国はそう問われているのだ。

最近も著名な女子テニス選手が元副首相に性的関係を強要されたと告白した後、安否が分からなくなった。本人の近況という映像も公開されたが、不自然な点が多く、当局の監視下にあるとの見方が根強い。

選手個人の人権より中国最高指導部の体面を優先しているのか。そんな疑念を持たれるのは当然である。これでは海外の選手が安心して中国で開かれる競技大会に臨むことはできない。

中国は外交ボイコットを表明した国に報復も辞さない構えだが、人権抑圧を再三批判されながら改めることのなかった結果として生じた事態である。

一方の米国はボイコットに「他国の追随を求めない」と明言しているものの、約110カ国・地域の首脳らを招いた「民主主義サミット」を開催するなど中国へのけん制を強めている。

五輪は過去、国家間の対立から一部選手が参加できない大会があった。本来はアスリートが主役の「平和の祭典」である。ボイコットを表明した国もその趣旨を踏まえ、不参加を政府関係者にとどめるのだろう。米中の覇権争いをこれ以上、五輪の場に持ち込み、「分断の祭典」にすることは避けるべきだ。

日本の対応も問われている。

今夏の東京五輪では組織委員会幹部の女性蔑視発言に加え、人権意識を欠く演出担当者の辞任などが相次いだ。ここで中国の人権問題について態度を曖昧にすれば、日本の人権感覚に厳しい目が向けられかねない。

中国は「東京五輪開催を支えた」と主張し、日本に北京五輪の支持を求めてもいる。

人権は日本が重視する基本的価値と表明し、中国に改善を求める。その上で、有効な選択肢を見極めていく。岸田文雄首相が設けた国際人権問題担当補佐官には、そうした役割が期待されているのではないか。肝要なのは米国追従ではなく、冷静で主体的な判断と行動だ。

この記事は今日の記事です。

年明けの2月に開催する北京オリンピック。

何かと話題の多いオリンピックになりそうです。

事始めの原因は言わずと知れてるプロテニス選手との元政治家の不倫問題。

何か奥歯に挟まったような嫌な感じです。

これらの問題で 「外交ボイコット」を表明する国が相次いでいる。

俺が思うには、前も言っているけどスポーツの祭典で外交はしてほしくないな。

ただ、国同士の繋がりとして、スポーツに関わる偉い人ぐらいに留めてほしいものだ。

いろんなニュースを見ると、あまりにも中国の内心は見え見えで、

外交が主たるものに見える気がする。

やはり、スポーツの祭典なんだからスポーツで、世界の友情の絆になってほしいものだ。

俺はそう思う。

下部温泉(しもべおんせん)・山梨県

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