噴泉塔(ふんせんとう)は、石灰華の一種

噴泉塔(ふんせんとう)は、石灰華の一種。噴泉石炭華塔(略して石炭華塔)とも呼ばれる。温泉に含まれる成分が空気に触れ、沈殿物(主要成分として炭酸カルシウム水酸化マグネシウム)となり、それが固まって長い年月の間にのような形状になったものを指す。

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国指定特別天然記念物

岩間の噴泉塔群(いわまのふんせんとうぐん)

〔所在地〕白山市尾添
〔指定日〕昭和32年6月19日

摂氏100度近い温泉の噴出により含有される石灰部分が沈殿してできる石灰華が、塔状をなしたものです。その成分より織り成す白と緑のコントラストは、自然の偉大さを痛感させる程に鮮やかです。
※周辺では現在も温泉は噴出していますが、塔状のものにおいては、大雨、雪崩等の自然災害にて壊滅的な被害を受けており、自己修復が待たれています。
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概要

全国各地の温泉に見られるものである。

国の天然記念物として、秋田県湯沢市の「鮞状硅石および噴泉塔」(1924年12月9日指定)、栃木県日光市の「湯沢噴泉塔」(1922年3月8日指定)、石川県白山市の「岩間の噴泉塔群」(1954年12月25日指定後, 1957年6月19日特別天然記念物指定)がある。このうち湯沢市の噴泉塔は1964年までに失われている。

北海道河東郡上士幌町の丸山噴泉塔群のうち最も高いものは2mを超え、岩間の噴泉塔群の一部が2m近く、北海道上川郡新得町トムラウシ温泉の噴泉塔も1.4m程となる。1mを超える塔は世界的にも珍しく、学術的に貴重なものである。参考までに湯沢噴泉塔のものは、最大で60cm程しかない。

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