三方五湖(みかたごこ)とは、5つの湖の総称で、国指定の名勝

三方五湖(みかたごこ)とは、福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町にまたがって位置する5つのの総称で、周囲には梅畑が広がる。国指定の名勝で、若狭湾国定公園に属する。2005年11月8日付でラムサール条約指定湿地に登録されている。2015年(平成27年)4月24日、「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 – 御食国(みけつくに)若狭と鯖街道 – 」の構成文化財として日本遺産に認定される。

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概要

三方五湖は五つの湖で構成されており、五つの湖はすべてつながっている状態である。湖の構成を以下に示す。

名称読み湖沼型水質面積深度周囲備考
1三方湖みかたこ富栄養湖淡水3.58 km2 5.8 m9.60 km南北約1.5km、東西約3km、湖面の海抜0m
2水月湖すいげつこ富栄養湖汽水4.18 km2 34 m10.80 km五湖中最大の面積
3菅湖すがこ富栄養湖汽水0.91 km213.0 m4.20 km
4久々子湖くぐしこ富栄養湖汽水1.40 km2 2.5 m7.10 km
5日向湖ひるがこ貧栄養湖海水0.92 km238.5 m4.00 km出典では淡水と表記されている
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人工構造物

三方五湖には水月湖と久々子湖をつなぐ浦見川(浦見運河)と、水月湖と日向湖を結んでいる嵯峨隧道、菅湖と三方湖をつなぐ堀切の3つの人工水路がある。

五色の湖

五つの湖は淡水海水汽水とそれぞれに違った性質を持ち、また同じ汽水湖でも日本海に直接つながっている久々子湖と一番奥にある菅湖、中間の水月湖ではそれぞれ海水と淡水の比率が違っている。そのため水の色も微妙に変化し、梅丈岳(三方五湖レインボーライン展望台)から見える景色は、五つの湖がそれぞれに違った青色をして見えるのである。

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生物相

湖には、コイフナボラウナギエビワカサギなどが生息し、釣りもできる。また、野鳥の観測地としても全国的に知られ、なかでもカモ目は、マガモカルガモキンクロハジロホシハジロなど10数種類・数千羽が確認されている。湖周辺には、オオワシオジロワシなどの猛禽類も姿を見せる。

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周辺の主な施設

湖の沿岸には、弘法大師が一夜で観音像を彫ったという伝説があり、手足の不自由な人に御利益があるといわれる三方観音、日本最古の丸太船が出土し縄文時代の遺跡として知られる鳥浜貝塚や、古代の出土品などが展示される若狭三方縄文博物館、遊覧船の若狭町観光船レイククルーズがある。またその周辺の丘陵地には、三方五湖や日本海を展望できる三方五湖有料道路(愛称:三方五湖レインボーライン)が走る。

若狭町観光船レイククルーズ

水月湖と菅湖を巡る双胴船による遊覧。所要時間は約40分で、船幅と喫水の制限のため浦見川以遠と三方湖は遊覧しない。三方五湖ジェットクルーズの運行会社が休業したため、三方五湖の遊覧はレイククルーズによる2湖のみとなった。

  • 若狭町観光船レイククルーズ 〒919-1461福井県三方上中郡若狭町海山68-20
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その他

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